夕日から夜景へ。漢江を見下ろすカフェで過ごす至福の時間

私は、漢江の夜景が好き。
それも、川沿いから眺めるより、少し高い場所から見下ろす夜景が特に好きだ。
漢江に架かる橋の灯り、川面に映る光、遠くまで続く街の明かり。
昼間は多くの人で賑わい、流行や活気にあふれるソウル。
でも、夜になると、まるで時間が止まったかのような静寂が漂い、昼間とはまったく違う表情を見せてくれる。
その景色を高台から眺めていると、何度訪れても感動してしまう。
だから、漢江を上から眺められる場所を探しては、あちこち出かけている。
今回紹介するのも、そんなお気に入りの場所のひとつ。
夕日を眺めながらゆっくりお茶を飲み、日が沈んだら、もう少し上まで歩いて夜景を楽しむ。
そんな時間を過ごせる場所。
住宅街の坂道を上った先に
向かったのは、地下鉄9号線のノドゥル駅(노들역)から歩いて行けるカフェ。
더한강(THE HANGANG/ザ・ハンガン)
駅を出て、住宅街の中を歩いていく。
観光客で賑わう場所とは違って、そこにはソウルの日常の風景が広がっている。
昔ながらのレンガ造りの家や、生活感のある細い路地。



こういう道を歩くのが、私は好きでたまらない。
ただし、ここは高台にあるので、坂道を上らなければならない。
しかも、途中には階段もある。
なかなか楽をさせてくれない(笑)。
でも、そんな道を歩いていると、普段の観光ではなかなか目にしないソウルの暮らしが垣間見える。
目的地までの道のりも、私にとっては旅の楽しみのひとつ。
漢江と夕日を眺めながら、お茶を飲む

坂道を上った先にある「더한강」。
このカフェは、龍陽峰저정公園(용양봉저정공원)の一角にある。


観光地にないせいか、高台にあるせいか、店内はいつもゆったりとして居心地が良い。
大きな窓の向こうには、漢江とソウルの街並み。
窓際に座って、コーヒーを飲みながら、ゆっくりと空を眺める。


そして、夕方になると、美しい夕焼けが広がる。
私は、この時間が大好き。
少しずつ傾いていく太陽。
夕日に照らされて、オレンジ色に染まる空。
やがて日が沈むと、空の色は少しずつ変わり始める。
何か特別なことをするわけでもない。
ただ、ぼーっと眺めているだけ。
でも、私にとっては、これが至福の時間。
日本にいる時にはなかなかできない、静かな場所で、景色を眺めながら過ごす。

忙しく動き回る時間も好きだけれど、こんなふうに何もしない時間も、私にとっては心のチャージ時間。
カフェの先には、もうひとつの楽しみが
実は、このカフェにはもうひとつの楽しみがある。
カフェの前を通って、さらに上へ。
公園の中を進んでいくと、漢江を見渡せる展望スペースがある。
木々に囲まれた道を歩き、階段を上っていく。
すると、目の前には漢江とソウルの街が広がる。
遠くまで続く建物の灯り。
黄金色にライトアップされた漢江大橋。
川を行き交う船の光。


昼間とはまったく違う表情を見せるソウル。
ここから眺める夜景が、私はとても好き。
賑やかな夜の街に出かけるのもいいけれど、少し離れた高台から、静かに街の灯りを眺める。
そんなソウルの楽しみ方もある。

夕暮れから夜へ。「移ろい」を楽しむ
夕日が沈んで、少しずつ街に灯りがともり始める。
昼間はあんなに賑やかなソウルなのに、高台から夜景を眺めていると、まるで時間が止まったようだ。
でもあの灯りの下で、たくさんの人が行き交い、「生活」があるんだよね。
私もいつか、あの灯りの1つになりたいな。
そんなことを考えながら、しばし漢江の夜景を眺める。
夕方にカフェに入って、日が沈むまでゆっくり景色をデザートにお茶を飲む。
時間がある時は、パソコン出して仕事をしながら、また景色を眺める。
そして暗くなったら、もう少し上まで歩いて夜景を楽しむ。
ただそれだけなんだけど、私にとっては最高の時間の過ごし方。
坂道を上ってきた甲斐があったなぁ(笑)。
また次にソウルに来た時は、ここで気持ちを休めよう。
カフェ・公園情報
더한강(THE HANGANG)
住所: 서울 동작구 노량진로32길 29-6 1, 2층
最寄り駅: 地下鉄9号線 노들역(ノドゥル駅)
アクセス: ノドゥル駅3番出口から徒歩7分。住宅街の坂道を上って向かいます。細い道や階段もあるので、NAVERマップで経路を確認しながら歩くのがおすすめ。
営業時間(掲載情報): 10:00〜22:00(ラストオーダー21:00)
※営業時間は変更される場合があります。訪問前に最新情報をご確認ください。

NAVERマップ検索用
- 더한강
- トハンガン【日本語検索】
용양봉저정공원(龍陽峰저정公園)
カフェの先にある、漢江を見渡せる公園。
高台から漢江大橋やノドゥル島、ソウルの街並みを眺めることができます。
夕暮れから夜景へと変わる時間帯がおすすめ。
暗くなってから歩く場合は、足元に気をつけてくださいね。

