BLOG & INFO

ブログ 地方旅 麗水

麗水の魅力を堪能!海と自然とグルメな女たちの旅3【夕食はケジャン編】

#韓国#韓国ホテル#韓国旅行#麗水

ホテルにチェックインも終わり、夕食までまだ時間があるので、麗水の観光地を周ってみました。

韓国のみならず、地方を旅行して一番重要なのは、「足」ではないでしょうか?

自家用車やレンタカーがあれば、どんな観光地でも好きに計画が立てれますが、車がない場合は公共交通機関やタクシーしか手がありません。

日本に比べて韓国は、路線バスがかなり網羅されていますが、それでも地方になると極端に少なくなります。

麗水は島の多い街ですが、海沿いの内陸部分にいわゆる繁華街が集中しているので、歩いても行ける範囲に宿を取りました。

麗水は李舜臣の街

麗水と言えば、この朝鮮王朝時代の将軍「李舜臣(イスンシン・이순신)」。

ソウルの光化門にも像が建ってますよね。

韓国では、豊臣秀吉の朝鮮侵攻から守った英雄として、水軍のあったこの麗水に像があるとのこと。
麗水では街のあちこちに、李舜臣がキャラクターのように使われています。

そして、この李舜臣の像の周りが、麗水のいわゆる繁華街。

まぁ繁華街と言っても、そんなに広い場所ではないので、周りをぐるっと一周して移動。

李舜臣の像から少し歩いたところにある国宝「鎮南館」。

これは入口で、この奥に国宝である大きな建造物があります。

豊臣秀吉軍と戦った、李舜臣率いる水軍の大本営だった場所で、約300年間もそのままの姿を保ってるとのこと。

国宝というのは知っていたんだけど、今回は天気が悪くて行きませんでした。

宿の近くに、景色の良さそうなカフェがあったのでしばし休憩。

高台にあるカフェで、目の前が海のオーシャンビュー!
しかしあいにくの天気で、海も空もどんよりグレー一色。

全面的に窓が大きいので、晴れていたらどんなにかステキな景色だったでしょう。

それでも、日本では毎日バタバタと忙しなく過ごす私たちには、海を見ながらの~んびりと過ごす貴重な時間。

ビーズクッションの席で寝ころびながら、しばらくの間ボ~っと二人で海を眺めていました。

旅行に行くと、行きたいところがたくさんあり過ぎて、どうしても過密スケジュールでバタバタと動いてしまうけど、こんな風に偶然入ったお店でただ景色を見ながら過ごすのも旅の醍醐味よね。

海沿いの名物と言えば蟹!

海に来たら絶対外せないのは海鮮料理。

韓国の代表的な海鮮料理と言えば、やっぱりみんなが大好きな「ケジャン」じゃないでしょうか?

日本ではワタリガニを生で食べる習慣があまりないので、初めての方はビックリするかも知れませんが、一度経験するとその味に虜になること間違いなし!

ソウルでも、もちろんケジャンを食べれるお店はたくさんありますが、ワタリガニ自体が高いので、ケジャンも高価な食べ物。

しかし、海沿いに来ればソウルとは比較にならない値段で食べることができます。

麗水にもケジャンのお店が集まる、ケジャン横丁なるものがあります。

今回は、その鳳山ケジャン横丁(봉산게장거리)の中にあるお店「明洞ケジャン」で、夕食をいただくことにしました。

いろいろなメディアで紹介されたみたいで、期待わくわく。

お店はとっても広々してますが、平日のせいか人もまばら…

メニューは全て定食になっていて、蟹の種類(꽃게・돌게)によって分けられます。

꽃게(コッケ)はワタリガニで、돌게(トゥルケ)はイシガニと言って、ワタリガニより小さい蟹です。
今回は、そんなに空腹でもなかったので、トゥルケを頼むことにしました。

これがトゥルケジャン定食の2人前です。

お醤油のカンジャンケジャンだけでなく、甘辛いヤンニョムケジャンもあります。
しかも、エビのカンジャンセウとヤンニョムセウまでついてます。

あれ?ちょっと少なくない?と思うかも知れませんが、なんとケジャンは3回までおかわりOK!

この麗水ならではのおかず達も、永遠におかわりOKなんですよ。
嬉しすぎませんか?

甘じょっぱく、トロ~っとした蟹の身をご飯と一緒に食べると、それはもう最高の幸せ。

ご飯泥棒と言われるゆえんが良くわかります。

お腹あまり空いてないよね~なんて食べる前は話していたのに、二人とも何も話さず、ひたすらカニにむしゃぶりついてました(笑)

カニは人を無口にさせますよね。

おっと、汚くて失礼しました。

韓国の地方のカニ専門店に行くと、どこもテーブルの上にビニールマットが何枚も重ねて敷いてあります。

韓国に人たちは、カニを食べた後の殻やゴミを、こんな風にテーブルの上に置きっぱなし。

この店も、殻入れがなかったので聞いたら、テーブルの上に置けとのこと。

食器を片づけた後に、ビニールを1枚はがして、テーブルの上のゴミを丸ごと包んで捨てるというシステム。
韓国らしいやり方ですよね。

結局3回おかわりできるはずのケジャンは、1回でお腹いっぱいになりました。

コネスト地図より

❶ 宿泊ペンション

❷ カフェ mocha hill (카페 모카힐)
住所:전남 여수시 고소3길 70
Instagramはこちら

❸ 李舜臣の像

➍ 国宝「鎮南館」

❺ 明洞ケジャン(명동게장)
  住所:전남 여수시 봉신남4길 23-26
  営業時間:7:00~20:50
お店HPはこちら

この記事の著者

天野 直美

1963年5月25日東京生まれ。幼少期よりものづくりが好きで、ジャンルを問わず独学で習得。2001年1月に韓国へひとり旅したの機に韓国語を習い始め、以降韓国に深い興味を持つ。渡韓を繰り返すうちに韓国伝統文化の美しさに魅了され、コロナ渦の在宅を機に韓国の民族衣装「韓服」のミニチュアを作り始める。2021年31年勤務した会社を退職し、小さなチマチョゴリのオンセミロマダンを立ち上げる。2022年長年の夢であった韓国へ9ヵ月の語学留学をし、6級を卒業。2023年帰国後本格的に活動を始め現在に至る。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

プライバシーポリシー / 特定商取引法に基づく表記

Copyright © 2023 天野 直美 All rights Reserved.

CLOSE