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聖水ソウルの森カフェ通り、癒しのお茶で過ごす大人空間カフェ

#ソウルカフェ#韓国

漢陽大学で友人と別れた後、川を渡ったお隣にある聖水(ソンス)まで歩いて行ってみました。
今話題のお店が多い中、以前よりちょっと気になるカフェを訪れてきました。

聖水(ソンス)とは?

ソウルの東部に位置する、地下鉄2号線聖水駅周辺一帯の街で、南には漢江が面し、西側にはソウルの森(서울슾)という大きな公園があります。

1950年以降この一帯には工場が建てられ、鉄鋼・印刷・繊維・革靴などの生産で工場地域の中心地として繁栄しました。
しかし、1997年の貨幣危機を受け、工場は次々に倒産。使われなくなった工場が残されたままになっていました。

2010年以降、企業の発想の転換やソウル市の経済政策により、「ハンドメイドローファー特化産業」地帯として指定され、さらに、廃工場や倉庫を利用した若いCEOの会社や芸術家が立ち入り、古い工場やビルがカフェやレストランなどに変化していきました。「レトロ」と「トレンド」を融合させたこの街は、Z世代を中心に今や人気観光地となっています。

聖水にあるカフェ通り

韓国は、最近一大カフェ大国。至る所にカフェ通りがあります。
ここ聖水にも、ソウルの森から続く路地に「ソウルの森カフェ通り」があり、個性的なカフェが軒を連ねています。

ソウルの森カフェ通り

パッと見は住宅街の路地ですが、歩いていると個性的な建物やさらに脇に入った路地にも、カフェやレストランが軒を並べています。

そんなソウルの森カフェ通り沿いにあるビルの一角、ちゃんと探して見ないと見逃しそうな場所に目的のカフェがありました。

韓国茶専門の厳粛空間

このビルの半地下
「茶」の文字がなければ見逃しそう

確かに地図の指している位置は合っているはずなのに、半地下のお店の上にもカフェがあるため、何度もこの周りをウロウロしてしまいました。
この「茶」の文字を見て、やっと半地下にあるのを確認。左手にある階段を降りるとお店の入り口がありました。

住所をよく見てみるとちゃんと地下1階と書いてあるんですが、よく見もせずこの辺だけで探す大雑把な性格の私です。

カフェ入口

全面ガラスの入り口が、さらに店内の様子がチラ見できて、小心者の私はちょっと怖気づきました。
た、ここまで来て手ぶらでは帰れません!
勇気を出して、思い切って入りました。

入った瞬間、カウンターはあるものの客一人いない店内。しかも黒服のジェントルマンな店員がいて、普通のカフェとは違う高級感。
韓国で時々ある、コーヒー1杯2000円近く…だったらどうしよう…と思いながら、お茶は飲めるのかと聞いたら、普通に奥にあった小さなテーブルに案内されメニューを渡されました。

あ、良かった。
お店の雰囲気に比べると、意外とリーズナブルな価格帯。

都心に近い場所で新しい茶文化を通じて完全な自分だけの時間に会い、ヒーリングしながら健康で価値のあるライフスタイルを共有します。単品はウォークインで利用可能であり、厳粛に運営されていることをご参考ください。
OMOT

本来は一般的なカフェと言うよりも、茶道を現代的に再解釈して、名人が淹れる韓国茶を国内作家の工芸品に盛り込み、茶食とともにストーリーテリング形式で行われるティーコースがメインのお店みたい(要予約)。

もちろん飛び込みで飲めるけれど、友達と長くおしゃべりするような雰囲気ではないので要注意!

お茶も販売

半地下をオシャレに演出
国内作家の食器も販売

注文したお茶が来ました。
茶葉と7種類の薬材がブレンドされた羅州ピロ薬茶。
薬茶と言っても漢方薬のような味はせず、ちょっとルイボスティーっぽい飲みやすいお茶。

薄暗く、まるでマッサージ店のような音楽が流れる店内(表現が乏しすぎる)、簡易椅子のようなテーブルはちょっと落ち着かなくできればカウンターで飲みたかったけど、カウンターはティーコース専用みたい。

次に来るときはティーコースを予約して、美味しいお茶と茶食を楽しみながら優雅な時間を過ごしたいと思います!

お店情報

コネスト地図より

OMOT 오므오트

ソウル市城東区ソウル森2キル12

서울 성동구서울숲2길12 지하1층

営業:12:00~21:30
   土日~20:30 火曜休み

地下鉄2号線トゥッソム駅
8番出口より徒歩7分

この記事の著者

天野 直美

1963年5月25日東京生まれ。幼少期よりものづくりが好きで、ジャンルを問わず独学で習得。2001年1月に韓国へひとり旅したの機に韓国語を習い始め、以降韓国に深い興味を持つ。渡韓を繰り返すうちに韓国伝統文化の美しさに魅了され、コロナ渦の在宅を機に韓国の民族衣装「韓服」のミニチュアを作り始める。2021年31年勤務した会社を退職し、小さなチマチョゴリのオンセミロマダンを立ち上げる。2022年長年の夢であった韓国へ9ヵ月の語学留学をし、6級を卒業。2023年帰国後本格的に活動を始め現在に至る。

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