新年最初のレッスンは、自宅工房で「側室韓服」
新しい年が始まり、自宅工房でのレッスンも静かにスタートしました。
記念すべき今年最初のレッスンは、「側室韓服」。
お越しくださったのは、いつも定期的に通ってくださっている O様 と、O様の職場のお友だち。
お友だちは今回が2度目で、初回は都内レッスンに参加し、「小さなチマチョゴリ」を作られました。
お二人とも都内在住。
それにも関わらず、わざわざ埼玉の、しかも「片田舎」と呼びたくなるようなこの場所まで足を運んでくださったことが、何より嬉しく、ありがたく感じられる一日でした。

性格は正反対。でも、とても心地よい関係
レッスンをしていて印象的だったのが、お二人の関係性。
一見すると性格はまったく違います。
テキパキした口調と動作のO様と、おっとりした印象のお友だち。
色選びも、迷い方も、決断のスピードも違う。
それなのに、不思議なくらい息が合っていて、話を聞いていても仲の良さをヒシヒシと感じます。
同い年と言うので、学生時代の同級生かと思いきや、なんと今の職場の同僚だそう。
お互いを尊重し合っているのが伝わってきて、その空気感が私にとってもとても心地よく、なぜか私も二人の友人のように感じさせてくれるステキな時間。
「性格が違うからこそ、仲が良い」
そんな関係性って素敵だな、と手元を見守りながら何度も感じました。
性格は違っても、好きなものは似ている
少しだけ悩んで結論を出したら揺るぎないO様。
たくさん悩んだ末に、前回作った作品とこれから作りたい作品を踏まえて決めたお友だち。
一つ一つの作業を、心を込めて丁寧に作ってくださり完成した作品がこちら。


こうして並んだ作品を見ていると、「性格は違うけれど、やっぱり好きなものは似ているんですね」思わず心の中で出た言葉です。
選んだ色やパーツ、どこか共通する雰囲気があって、見ているこちらの心まで温かくなります。
一緒に作る時間そのものが、そのまま作品に映し出されたようでした。

自宅工房ならではの、特別な仕立て
自宅工房でのレッスンには、都内レッスンとは少し違う楽しみがあります。
そのひとつが、胸につけている飾りのノリゲ。
自宅工房で作る「側室韓服」には、特別にノリゲをお付けしています。
しかも、ご自分で房を選び、ビーズやパーツを選び、そして直接作っていただきます。
都内レッスンでは荷物や時間に限りがありますが、ここでは制限がありません。
さらに、都内レッスンでは持って行けない布や材料なども、工房にあるものは提供させていただいています。
わざわざ交通費をかけて作りに来てくださる方への、私からのせめてもの感謝の気持ちです。
「この色も合わせてみます?」
「こっちの組み合わせも素敵ですね」
そんなやり取りをしながら、選択肢を広げていけるのは、自宅工房ならではの贅沢な時間です。
時間を気にせず、手も心もゆるむひととき
自宅工房レッスンの一番の魅力は、時間に追われないこと。
終了時間を気にせず、作りながらお話をして、韓国のこと、日常のこと、仕事のこと、ふとした想いまで。
手を動かしながら言葉を交わす時間は、不思議と心までほどけていきます。
集中とおしゃべりが、自然に行き来するこの感覚は、教室というより「誰かの家で一緒に作っている」感覚に近いのかもしれません。
完成した側室韓服は、それぞれの個性がきちんと表れていて、どちらも本当に美しい仕上がりでした。
また行きたいと思ってもらえる工房つくり
今年も、自宅工房ではこんなふうに、ゆったりとした時間の中で、一人ひとりと向き合いながらレッスンを重ねていけたらと思っています。
遠くても来たいと思ってもらえる場所であること。
韓国にいるような気分になれること。
作る時間そのものが、心に残る時間であること。
この工房に来るとなんかワクワクする!
そんな風に感じてもらえる空間つくり。
新年最初のレッスンは、そんな想いを改めて感じさせてくれる一日でした。
O様、そしてご友人さま、ありがとうございました。
今年も、そしてこれからも、どうぞよろしくお願いいたします。
