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東大門の隠れ家カフェ 趣のある韓屋でフュージョン韓菓とお茶をいただく

#ソウル#ソウルカフェ#韓国

今はソウルの代表的な観光地として、ファッションビルが立ち並び近代的な変化を遂げた東大門。そんな東大門の一角、今も昔の古き良きソウルの雰囲気が残る昌信洞(チャンシンドン창신동)。迷路のような路地を入ると、まるで昔にタイムスリップしたような路地の一角に、ステキなカフェがありました。

いつも適当なところを周っているように見える私ですが、それでも渡韓前はいろいろ情報をチェックして、行ってみたいところをマーキングしています。特にカフェは渡韓中必ずと言っていいほど寄る場所なので、ステキなカフェを見つけては「次ソウルへ行ったら絶対行こう!」とリスト化してます。しかしいざソウルへ行くと、その為だけに行くのが面倒になり、結局ポイントの貯まるスタバに行ってしまう始末。

しかし、今回は良く行く東大門ということと、かなり気になっていたカフェなので、わざわざ行ってみたところ1回目は満席で入れず…日を変えて、2度目のチャレンジで行ってきました。

東大門と言えば、ファッションやバッグ、化粧品を求めて歴史文化公園の方面か、ハンドメイドが好きな方は総合市場に良く行かれると思いますが、東大門駅の地下鉄1号線側は行かれる方は少ないのではないでしょうか?

私も、たまに食事をしに行くくらいしか行ったことがなかったのですが、今回ご紹介するカフェは、この1号線側の路地の一角にあるお店「チャチャティークラブ昌信韓屋(차차티클럽 창신한옥)」です。

ドアを開けて入ると、狭い通路の奥には入口の雰囲気とは違った、広々とした空間が広がります。

店内の一角に、70年過ぎた古い韓屋を再利用した客席がありました。下は入ってはいけない場所なのかと思い、今回は入らなかったのですが、昔は台所だったようです。上の部分は屋根裏部屋の雰囲気の客席になっていました。

店内に、昔の韓屋の写真が飾ってありました。写真を見ると、ひょっとしてこれが1世帯の家だったのかしら?窓の格子がとっても素敵で、この扉一つとっても今は貴重なアンティークですよね。

なんと運よく韓屋の席に座れました!まさしくロフトみたいな雰囲気で、窓がとっても雰囲気よいです。

店名にティークラブとつくことから、本格的な茶葉を使ったお茶が飲めます。韓国の伝統菓子「韓菓」もあったので、一緒に注文しました。

クマイチゴ花薬菓と茶菓添え(산딸기 꽃약과와 다과 곁들임)

左から

クロワッサンのように層をなし、しっとりしながらもサクサクし、雪のように溶けるインジョルミという意味の黒ごまと柚子のパンジャ。

クマイチゴを煮詰めて作った蜜に、1日かけて十分に浸した花模様の開城薬菓。

高興柚子で作った柚子ココナッツ羊羹。

ホワイトチョコレートをまとったエゴマのおこし

韓菓は今までいろいろ食べたけれど、こんなフュージョン韓菓は初めて!1口にも満たないサイズの小さな韓菓だけど、どれも美味しくて、あと5皿は食べたかったかも(笑)

中庭みたいな席もありました。

駅から細い路地を行ったところにあるので、行き方を解説します。

地下鉄1号線4号線の東大門駅 7番出口あるいは6番出口を出て、正面を進むとセブンイレブンがあるので曲がります。

セブンイレブンを曲がるとすぐある、この細い方の道を入っていきます。

こんな細い道をずっと進みます。

だんだん怪しい雰囲気になっていく路地。この先の左側にお店があります。駅から130mくらいの距離なので、道順通りに行けばすぐ着きます。

最近は韓屋のカフェも多くなってきたけれど、実際に使っていた古い韓屋を使ったカフェはそうそう多くはありません。
カフェの少ない東大門駅。買い物帰りに是非寄ってみてね!

店舗情報

チャチャティークラブ 昌信韓屋
차차티클럽 창신한옥

ソウル市鐘路区鐘路46街ギル13
서울 종로구 종러46가길 13

営業:13:00~22:00
休日:毎週月曜日

人気店につき待ち覚悟で!

この記事の著者

天野 直美

1963年5月25日東京生まれ。幼少期よりものづくりが好きで、ジャンルを問わず独学で習得。2001年1月に韓国へひとり旅したの機に韓国語を習い始め、以降韓国に深い興味を持つ。渡韓を繰り返すうちに韓国伝統文化の美しさに魅了され、コロナ渦の在宅を機に韓国の民族衣装「韓服」のミニチュアを作り始める。2021年31年勤務した会社を退職し、小さなチマチョゴリのオンセミロマダンを立ち上げる。2022年長年の夢であった韓国へ9ヵ月の語学留学をし、6級を卒業。2023年帰国後本格的に活動を始め現在に至る。

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