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利き手を火傷 発生状況とその後の経過の記録1

#怪我#火傷

ちょっとした不注意で利き手を火傷しました。火傷をした場合の応急手当などはたくさんの情報がありましたが、治す過程での状況を確認できる情報は、あまりありませんでした。昔に比べ火傷も少なくなってきたと言いますが、私のように火傷をして、ちゃんと治ってきているのか心配な方もいると思います。怪我発生から5週間たったので、発生から今まで状態を記録に残したいと思います。怪我の写真もありますので、苦手な方は閲覧ご注意ください。

火傷の発生状況

2月19日(土)夜8時ころ、自宅の台所で夕食の支度をしていました。油をたくさん使いたくなかったので、小さなフライパンを使っていましたが。全て揚げ終わったので鍋を移動しようと取っ手を持とうとしたところ、取っ手に跳ねた油で手が滑り鍋をひっくり返した瞬間、右手に強烈な熱さを感じました。

慌てて右手を水に浸しましたが、手のひらの皮が徐々に縮んで自然に手が閉じていく感覚を感じ、怖くなって近所に住む看護師をしている友人に連絡しました。救急で診察してくれる病院を紹介してもらうよう電話番号を教えてもらい、とにかく冷やすことと乾燥を防ぐようにとアドバイスをもらいました。

負傷直後の状態。まだ水泡は小さい。

救急病院を紹介され連絡したところ、今の状態で来ても軟膏を塗るしかないと言われ、いったん病院は翌日行くとして、とにかく冷やしていないと熱湯の中に手を入れているように痛かったので、ロキソニンを飲みひたすら冷やしていたところ、夜中の3時頃痛みが引きその後爆睡しました。

火傷負傷 2日目

翌朝起きてびっくり!
5本の指全部と手の甲に、巨大な水膨れができていました。こんなに大きな水泡ができたことも見たことも初めてで、看護師の友人は水泡をつぶさないようにと言っていましたが、あまりに大きすぎて潰れてしまうのも時間の問題と思い、休日診療で近くの病院へ行きました。

巨大な水泡に注射針で穴をあけ、全ての滲出を抜いてもらった後、抗菌作用のある軟膏を塗ってもらいました。かなりたっぷりと軟膏を塗ったことと、滲出がどんどん出てくるため、指一本一本に厚くガーゼと包帯を巻いてもらい、まるで豚足のような状態に。

実は、この翌日から10日間ソウルへ行く予定になっていました。

医者に「明日から韓国へ行かなくてはならないんですが」と伝えると、一瞬意味が分からないような表情をされ、その後苦笑いをされました。休日診療のため、薬が十分に出せないので、韓国へ行くのならば韓国の病院へ行き薬をもらうように言われ、先生が受診の記録と薬品名を記載した紙をもらいました。

痛みも全くないし、意外と左手だけでも何とかなりそうなので、極力荷物を少なくして予定通りソウルへ行くことにしました。

火傷手当 初期に気をつけること

火傷の程度は3段階に分類されて、私の場合は浅い2度熱傷のようでした。皮膚が損傷しバリア機能が失われるため、
・傷が治るまでは細菌に感染させないこと
・患部を乾燥させないこと
が重要だそうです。

毎日水道水で患部を洗い、抗菌作用のある軟膏をたっぷり塗ることで、細菌感染と乾燥の予防になるそうです。

翌日から朝晩、右手のドレッシング、軟膏を塗って包帯を巻く作業が始まりました。

火傷負傷 3日目

分厚くガーゼを巻いているとは言っても、次から次へと出てくる滲出。一応心配で、寝る時にビニール袋に手を入れて寝たところ、朝起きたら包帯がすべてビショビショに濡れていました。

水道水で患部を洗い、全体的にたっぷりとクリームを塗り、指1本1本にガーゼを巻きその上から包帯を厚手に巻きました。慣れない左手のみの作業なので、2時間くらいかかったか…

リュックをかついで左手にスーツケースを持ち、ソウルへ向けて出発しました。

もちろん右手が使えないストレスはあるものの、食事も左手でできるし、身の回りのこともなんとかこなせる。ペンが持てないけれど、すでにK-ETAを申請しているので入国カードを記入することもない。時間はかかるけど困ることはないな~と思っていたら、喉が渇いて買ったペットボトルが開けられない。

やはり、実際に経験してみないとわからないものです。

ソウル滞在中の経過

火傷負傷 4日目 

手全体的に浮腫んでいて、滲出もまだまだ出てきます。再度水膨れになったところは、滲出を手で押して外へ出します。手のひら側の皮膚は、固くて縮んだ感じがします。痛みは全くありません。

火傷負傷 5日目

火傷負傷 6日目

昨日よりは浮腫みが引きました。相変わらず滲出は出てきます。手のひらの親指の下に小さな水泡ができてきました。色が少し黒ずんできました。

火傷負傷 7日目

浮腫みが少なくなってきました。それに伴い、滲出もだんだん落ち着いてきました。手の甲側は赤黒く、手のひら側は固く黒くなってきました。

手元の薬も少なくなってきたので、この日はソウルの病院へ行ってきました。

次は、ソウルの病院受診のお話から始めたいと思います。

この記事の著者

天野 直美

1963年5月25日東京生まれ。幼少期よりものづくりが好きで、ジャンルを問わず独学で習得。2001年1月に韓国へひとり旅したの機に韓国語を習い始め、以降韓国に深い興味を持つ。渡韓を繰り返すうちに韓国伝統文化の美しさに魅了され、コロナ渦の在宅を機に韓国の民族衣装「韓服」のミニチュアを作り始める。2021年31年勤務した会社を退職し、小さなチマチョゴリのオンセミロマダンを立ち上げる。2022年長年の夢であった韓国へ9ヵ月の語学留学をし、6級を卒業。2023年帰国後本格的に活動を始め現在に至る。

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