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仁川空港で文化体験 春を告げる文字図ソチャン掛け軸作り

#仁川空港#伝統工芸#韓国

昨年からずっと金浦空港を使っていましたが、今回の渡韓は久しぶりに仁川空港でした。
北東アジアのハブ空港として、空港内の施設も充実しているとのこと。
今回は以前より気になっていた韓国文化体験をしてきました。

以前より仁川空港で韓紙工芸やら小さな家具やら、様々な工芸品を作ったという話をいろんな方から聞いていました。ものづくりが好きな私としては、いつか機会があったら体験しようと思いながらも、いつも時間ギリギリで時間がなかったり、金浦空港を使うことが多かったりで、何度も渡韓しながらも一度も経験ありませんでした。

今回久しぶりに仁川空港を使用し、しかも昼12時過ぎの飛行機で時間にも余裕があったので、朝から意気込んで空港に行きました。

思ったより人もいなかったので、出国もスムーズに終了。目的の韓国伝統文化センターサランに向かいました。

仁川空港第1ターミナル3階25番搭乗口の手前にある、韓国の伝統工芸品を販売している韓国伝統文化センターの一角に、工芸体験コーナーがあります。私が行った時は誰もやっていなかったので、のんびり受けることができました。

どんなサイクルで工芸品の種類が変わるのかはわかりませんが、今回は掛け軸と削り絵だったので掛け軸を選択しました。

ソチャン(소창)という目の粗い綿に、春の文字図が描かれた掛け軸。母国語での案内をタブレットで一通り見た後、いよいよ体験のスタートです。

すでに掛け軸の土台ができている綿に「입춘대길(立春大吉)」と絵文字が描かれています。この絵の部分に、布用のペンで好きな色を塗っていきます。

全体的に15分くらいで終わると言われたのに、民画を意識してこだわり過ぎて30分はかかってしまいました。でも、少しずつ色が入っていく作業は単純なものでも楽しい!

塗り終わったら、紐と房をつけて完成です。

できあがってみると、結構良い感じです。

カタログには「春(봄)」という文字の掛け軸が載っていて、こっちの方がよかったな~って思っちゃったけど、体験は立春大吉の1種類だけみたいです。

体験前に搭乗券を見せるので、時間的にタイトだと受けれないこともあるようです。でもこれ全て無料なので、30分ほど余裕をもって来て、韓国旅行最後の体験に作って帰るのも良いですね!

コネスト地図より

場所は仁川空港第1ターミナル、出国して25番搭乗口の手前と、29番搭乗口の近くにあります。
是非チェックしてみてくださいね!

この記事の著者

天野 直美

1963年5月25日東京生まれ。幼少期よりものづくりが好きで、ジャンルを問わず独学で習得。2001年1月に韓国へひとり旅したの機に韓国語を習い始め、以降韓国に深い興味を持つ。渡韓を繰り返すうちに韓国伝統文化の美しさに魅了され、コロナ渦の在宅を機に韓国の民族衣装「韓服」のミニチュアを作り始める。2021年31年勤務した会社を退職し、小さなチマチョゴリのオンセミロマダンを立ち上げる。2022年長年の夢であった韓国へ9ヵ月の語学留学をし、6級を卒業。2023年帰国後本格的に活動を始め現在に至る。

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