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韓国ゆかりの地 韓流スターも訪れる高麗神社までウォーキング

#ウォーキング#歩き旅#韓国

私が住む街の隣、埼玉県日高市。
その日高市にある「高麗神社」は、1300年の歴史がある日本でも有数の神社。
今日はその高麗神社まで歩いて訪ねてきました。

韓国の街中や自然の中を歩きながら、新たな発見や経験をしたい。
そんな思いをずっと持っていました。

今までもソウルでは、あえて何駅も歩いてゆっくり回ったり、自然の中を散策したりとしてきましたが、やはり行きたいのは地方をゆっくり回ること。
特に、済州島の漢拏山や済州オルレを歩いてみたいという思いが、ここ数年強くなってきました。

でも、さすがに一人旅でそれをこなすほどの勇気や根性はもうないし、一緒に支えあって歩ける仲間がいるといいなと思い、それに賛同してくれる人たちとウォーキングクラブを結成しました。
目標を済州オルレウォーキングとして、各々が日ごろから体力づくりを積極的にしたり、時々みんなで集まって歩いたりして、いつかは一緒に韓国で歩く旅をしようというクラブです。

そんなウォーキングクラブで、今日は高麗神社を訪ねるイベントを開催しました。

当初2月に開催する予定だったのが、あいにくの雪で中止に。日を改めて決めた今日も、前夜から雪予報で決行か中止かでずいぶん悩みました。まさか2回とも雪なんて!
でも、朝には止み道路にも雪は残っていなかったので、思い切って決行しました。

今回のコースは、韓国ゆかりの神社「高麗神社」を訪ねるコース。
10時40分に西武池袋線 飯能駅に集合、ここから50分ほど歩いて、第1の目的地「ムーミンバレーパーク」に向かいます。

宮沢湖という人造湖のほとりにできた、ムーミンのテーマパーク。
有料のテーマパーク以外にも、レストランや売店などのショップがあります。

テーマパーク入口にあるオブジェ

私も、子供のころからアニメを観てきたムーミン。
今のキャラクターは丸っこくて可愛い感じだけど、私が子供の時に観たムーミンのアニメはちょっと怖い感じでした。画風がちょっと粗くて、全体的に暗いイメージ。スナフキンの言葉も、小さな子供が観て理解できるようなものではなかったように思います。

でも、やっぱり子供の頃から親しんだものは、愛着あるんですよね。

ムーミンの舞台がフィンランドなので、ここも全体的に北欧のイメージ。

一通りお店を除いた後、レストランで昼食を取ってから、本来の目的地である高麗神社へ向かいました。

ここから高麗神社までは約4.3㎞、約1時間ほどの道のりです。

入口にある「将軍標」

入口からすでに韓国らしい高麗神社。
創建1300年という全国でも有数の古い神社で、奈良時代に朝鮮の高句麗(現在の中国東北部から朝鮮半島北部を領有していた朝鮮の古代三国のひとつ)から渡来し、この地に全国の高句麗人を集めて部落を作り開拓した「高麗王若光」を祀っています。

著名な政治家がこの神社を参拝した後に、相次いで首相に就任したことから「出世神社」と有名になり、政財界をはじめ各界の著名人、そして今をときめく韓流スター キム・ナムギル、チョン・イル、チ・チャンウクなども、この高麗神社を訪れてから人気が出たとのことです。

私も家が近いことから、初詣は必ずこの高麗神社を参拝します。
去年は厄年だったので、前後の3年間の厄除けは、この神社でしました。そして、出世神社としても地元では有名なので、商売繁盛も忘れずに祈祷していただきます。

それほど良く来る高麗神社なのに、今日初めて気が付きました。

境内入口門の上に飾られた神社の名前。よく見ると、高麗の間に「句」の文字が!
長い時の流れで、今では「高麗」という地名がこの土地本来の名前のようになってますが、もともとは朝鮮の「高句麗」なんだということを伝えている感じがしました。

この神社の近くには「高句麗古墳」もあり、その古墳の壁画に描かれていた高句麗装束を再現した衣装。この当時から水玉模様があったなんて、ちょっと不思議な感じです。

でも、カラフルな色合いは今の韓国の韓服を思わせるようで、ここに韓服の原点があるような気がしました。

高麗神社でお参りをすませ、一通り境内を見た後は、お隣にある「高麗山聖天院」へ行きました。

このお寺は、高麗王若光の菩提を弔うため創建されました。
広々とした境内はきれいに手入れがされていて、小高い山の中腹に建てられているため本堂の反対側に行くと、この地域一帯が見渡せます。

このお寺の魅力は、本堂の裏にあります。

申師任堂 朝鮮では良妻賢母の鑑とされる

まるで韓国に来ているような像や建物の数々。

この高麗神社や聖天院のある場所は、日本風土の中心地で、高句麗からの渡来人若光王が風水学(現韓国風水学)上最高の地と定めた場所だそう。
優しい気が流れてる場所で、パワースポットとも言われています。

高麗神社や聖天院で良い気をたくさんもらって、帰りはJR八高線の高麗川駅まで歩き、今日一日で約14㎞ 2万歩を超えるウォーキングとなりました。

一人で黙々と歩くのは大変だけど、みんなとおしゃべりをしながら、芽吹く春の草や花を愛でながらするウォーキングは、楽しくあっと言う間に時間が過ぎて歩く疲れも忘れさせてくれます。

是非あなたも一緒に歩きませんか?
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歩きに自信がなくても大丈夫!みんなで楽しみながら、少しずつ歩ける体を作りましょう。

一緒に歩く仲間募集中

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この記事の著者

天野 直美

1963年5月25日東京生まれ。幼少期よりものづくりが好きで、ジャンルを問わず独学で習得。2001年1月に韓国へひとり旅したの機に韓国語を習い始め、以降韓国に深い興味を持つ。渡韓を繰り返すうちに韓国伝統文化の美しさに魅了され、コロナ渦の在宅を機に韓国の民族衣装「韓服」のミニチュアを作り始める。2021年31年勤務した会社を退職し、小さなチマチョゴリのオンセミロマダンを立ち上げる。2022年長年の夢であった韓国へ9ヵ月の語学留学をし、6級を卒業。2023年帰国後本格的に活動を始め現在に至る。

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